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e’cruのじかん

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2010年 10月 22日 ( 1 )

これもまた ある一日

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生地の買出しに、京都へ。
鴨川を見ると、心の底から
ほっとします。

今日はたまたま時間にゆとりもあり
生地屋を出て、歩いていると
アンテナにひっかかったポスターが。

「ロニスの見つめたパリの自由~
WILLY RONIS展」。

写真になんとなく、強い引力を感じて
何必館・京都現代美術館まで
足を伸ばしてみることに。

学生時代、写真を撮るのも見るのも
大好きだったから、
たまにはこんなリフレッシュもいいかな、
と軽い気持ちで。

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入場しないと入場料も分からないようになっていて
写真を見るだけ、
に1000円を超えるなら
やめよう
と心のなかで決めて
思い切って入ってみることにしました。

「写真全部見るとどのくらいの時間が
かかりそうですか~?」と
尋ねつつ、見ると
きっかり入場料1000円。

そして、記念写真集やポストカードが
置いてあるところをふと見ると
私が学生時代、恋していた写真が・・・!

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この写真が大好きで、20歳のとき、パリに行ったんです。
(日本人の私は仮の姿で、ほんとはパリジェンヌだと信じて)

偶然の出会い。

他の写真も
ロニスの、優しさ、鋭さ、慈悲、愛、自由・・・
大切なのに
忘れていたいろんなものが
心にまっすぐ入ってきて、
写真を見て、こんなに泣けてくるとは
久しぶりでした。


彼の写真を心のお守りにしよう、と
記念写真集をつれて帰ったのは
言うまでもないこと。

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ほんとに素敵なので、
ご興味を持たれた方は、手をあげてくださいね。


地階の常設展
陶芸の北大路魯山人の作品も
すばらしかったです。

それから、彼の言葉に
また泣かされました。

「この世の中を少しずつでも美しくして行きたい。
私の仕事は、そのささやかな表れである。

人間なんで修行するのも同じことであろうが
自分の好きな道で修行できるくらい
ありがたいことはない。

人はいつ死んでもいいのである。
人はこの世に生まれてきて、どれだけの
仕事をしなければならぬと
きまったわけのものはいない。

分かる奴には一言いってもわかる。
分からぬ奴にはどう言ったってわからぬ。

芸術は計画とか作為を持たないもの。
刻々に生まれ出てくるものである。

言葉を換えて言うなら、
当意即妙の連続である。」


・・・最後まで読んでくださって
ありがとうございました。
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by ecru-jikan | 2010-10-22 20:36 | お出かけ